『主の翼の下にある平安』

於保 治樹主任牧師

詩篇91篇4節

「主はその羽をもって、あなたをおおわれる。

あなたはその翼の下に避け所を得るであろう。

そのまことは大盾、また小盾である。」



3月11日午後2時46分、東北太平洋沿岸に未曾有の大災害が起こり、大変困難な事態が続いています。すべてが神様のみこころであることは間違いありませんが、このことの中で私たちはどうあるべきなのかを祈ります。まずは一刻も早い被災者、避難されている方々の必要と安全が確保されることを願っています。


当日の私は柏讃美集会のメッセージ中でした。
突然建物が揺らぎ、これはいつもとは全く違う地震であると思い、大きな余震の続く中ですぐにメッセージをやめ、讃美をしましょうと言いました。

その時に真っ先に示されたのは
聖歌397番の「遠き国や海の果て」でした。

この作詞作曲をした英語講師のJ.Vマーチンはたまたま大阪から上京し関東大震災を経験した日の夕方、明治大学のグランドに立った時に揺れ動く地の中にも我らの救いの十字架は揺るぐことなく輝いているとの信仰を告白した讃美です。

私たち8名はこの曲を力強く讃美し、その後4時まで次々と何曲も讃美し続けました。
その間にも何度も大きな余震がきましたが、一同の心はむしろ喜びと感謝にあふれ、まさにそこにはイエス様が嵐の中の小船にいる弟子たちと共におられる時のような不思議なくらいの平安がありました。


主は私たちにも「我なり、恐るな」と言って下さいました。

そしてこれこそが全能者の翼の下におおわれる大きな力なのだ、だから今こそ私たちはこの平安を伝えるべき時なのだと知らされたのです。

確かに私たちの歩む道は明日何があるか分かりません。しかし、明日ばかりでなく、永遠をご支配下さる主の御手に委ねつつ、信仰の道を全うさせていただきたいと思います。

今、原発の事故や災害のために現地で戦っているクリスチャンが多くいます。
私たち教会でも今出来ることは何かと祈る中で、まず義援金をとの願いから目標を100万円と定めました。この時こそ教会をあげて支援していきたいと思います。

主が私たちの願いをかなえて下さり、多くの援助と共に力強い宣教の働きが出来ますように心を合わせてお祈りし、また協力して行こうではありませんか!  


主にありて